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日本人類学会 人類学普及委員会にようこそ


あなたは誰ですか?どこから来たのですか?あなたの隣のヒトは同じヒトですか?

人類学は,これらの質問に生物学的に答えることができる唯一の学問分野です。今現在,生きている私たちホモ・サピエンスHomo sapiensは,いつ,どこで,どのように現れたのでしょうか? 犬・猫,馬・牛,鯨などとは違っていて,猿の仲間であることは,一目?瞭然でしょうが,現代の私たち人類(ヒト)は,いわゆるお猿さんたちとは,少し違うように見えます。どうしてでしょうか?

このホームページは,表題に書かれているような,ごく単純な質問に,できる限り分かり易く答え,説明できるようなお話,手がかり,資料・文献などを提供するために開設・運営されています。人類学は,自然科学の一分野ですので,日々刻々,その情報が更新されていきます。このホームページでは,できるかぎり最新の情報を提供するように努力し,実物模型などを使ったセミナー,講習会などの開催情報も速報できるように頑張っています。左のバナーを使って,人類学の最新情報をご確認ください。 


 お知らせ

オンライン研修会「古人骨からみた病気と社会」のご案内
高校の生物や歴史の授業で人類学の最新情報を紹介してみませんか?!
東アジアで最古の結核事例や、江戸の人々の生活と病気について、専門家からお話いただきます。
人類学、考古学に関心のある、一般の方のご参加も歓迎します。

  • 日時:2020年11月28日(土)13:30〜15:30
    • 参加無料・事前申し込みが必要です
  • 申し込みフォーム:https://forms.gle/N8wafP3mbGerAzjR7
  • 共催:山梨県高等学校教育研究会生物分科会・東京都生物教育研究会
演者1:岡崎健治「五千年前の初期稲作農耕民は結核症を煩っていた」
日本史の教科書には、弥生時代の渡来人が稲作文化を日本列島に伝えたと記述されていますが、その水田稲作の起源地である中国大陸にて、弥生人の祖先となった集団がいかに形成され、新たな生業に適応した結果何が起こったのかについては実はあまりよく分かっていません。本講演では、2014年以降の日中共同研究によって整理された長江デルタ地域の新石器時代人骨に認められた病変から初期稲作農耕民の姿を読み解いていきます。
演者2:谷畑美帆「骨に残された病変と埋葬から過去の社会を見る」
遺跡から出土する人骨からはいろいろなことがわかります。今から数百年以上前に生活していた人たち(=人骨)を観察するとどのようなことがわかるのか、お墓に埋葬された副葬品やお墓の特徴なども紹介しながらお話をさせていただきます。

フライヤー(331)



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