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オンライン研修会「古人骨からみた病気と社会」のご案内
高校の生物や歴史の授業で人類学の最新情報を紹介してみませんか?!
東アジアで最古の結核事例や、江戸の人々の生活と病気について、専門家からお話いただきます。
人類学、考古学に関心のある、一般の方のご参加も歓迎します。
- 日時:2020年11月28日(土)13:30〜15:30
- 参加無料・事前申し込みが必要です
- 申し込みフォーム:https://forms.gle/N8wafP3mbGerAzjR7
- 共催:山梨県高等学校教育研究会生物分科会・東京都生物教育研究会
- 演者1:岡崎健治「五千年前の初期稲作農耕民は結核症を煩っていた」
- 日本史の教科書には、弥生時代の渡来人が稲作文化を日本列島に伝えたと記述されていますが、その水田稲作の起源地である中国大陸にて、弥生人の祖先となった集団がいかに形成され、新たな生業に適応した結果何が起こったのかについては実はあまりよく分かっていません。本講演では、2014年以降の日中共同研究によって整理された長江デルタ地域の新石器時代人骨に認められた病変から初期稲作農耕民の姿を読み解いていきます。
- 演者2:谷畑美帆「骨に残された病変と埋葬から過去の社会を見る」
- 遺跡から出土する人骨からはいろいろなことがわかります。今から数百年以上前に生活していた人たち(=人骨)を観察するとどのようなことがわかるのか、お墓に埋葬された副葬品やお墓の特徴なども紹介しながらお話をさせていただきます。
フライヤー(403)
過去のお知らせ
▼サイエンスアゴラ2017に参加します
2017年11月25日(土)〜26日(日)に開催されるサイエンスアゴラ2017に、「君はサルの壁を超えたか!?骨をみて、サルとの違いを考えよう!」を出展します。会場は、テレコムセンター4階アクリウムエリアです。ぜひお立ち寄りください!
▼委員会監修の本が出版されます!
当委員会が監修のお手伝いをし「つい誰かに教えたくなる人類学63の大疑問」(講談社 2200円税別)が出版されます。
高校生物の先生方が研究者との対話の中から、授業のネタを見つけて下さいました。
是非、ご一読下さい!
▼サイエンスアゴラ2015に参加しました
2015年11月14日(土)〜15日(日)に開催される、科学コミュニケーションのイベント「サイエンスアゴラ2015」に参加しました。
今回は新企画「私たちがサルとおなじところ、ちがうところ」をお披露目しました。
神奈川県立生命の星・地球博物館との共催です。
詳しくはサイエンスアゴラ2015のページをご覧ください。
▼平成26年度自然史学会連合講演会にブース出展しました
くわしくは、自然史学会連合2014のページをご覧ください。
▼公開シンポジウムを開催します
日本人類学会大会にあわせ、下記要領にて公開シンポジウムを開催します。人類学会会員に限らず、自由にご参加いただけます(予約不要、参加費無料)。
案内ちらし(972)
- 後援:静岡県理科教育研究会・静岡県理科教育協議会
- 日時;2014年11月3日(月祝)10:00〜12:20
- 会場浜松市アクトシティ浜松コングレスセンター2階21会議室(予定)
- 演題
- 新教育課程と遺伝学:高校の授業で遺伝学をどのように扱えばよいのか
- 芥川昌也先生(静岡県立浜名高校)
- 「生物基礎」と「生物」で理解するヒトの遺伝と進化
- 中山一大先生(自治医大)
- 新教育課程と遺伝学:高校の授業で遺伝学をどのように扱えばよいのか
- 開催趣旨
新学習指導要領が公示され、それに沿って編纂された教科書による授業が進められている。高校 生の大部分が履修する「生物基礎」では、各教科書ともDNAと遺伝の基礎について30ページ前後に わたって取りあげている。そのなかで2-3ページほど“ヒト”の染色体、ゲノム計画に触れている。また、からだを構成する細胞と遺伝情報について触れている。「生物基礎」を履修した後に、二割程度が選択履修する「生物」では、遺伝情報の発現、ヒトの染色体にある遺伝子座、ヒトの伴性遺伝、突然変異、一塩基多型、分子進化と中立進化、分子時計など“ヒト”の遺伝や進化に関わることがらが随所に取りあげられている。本シンポジウムでは、教科書のこれらの内容を踏まえながら、研究進歩の早い遺伝学分野の情報を高校教育の中でどのように扱ったらよいか、人間性の由来や多様性の理解、倫理観の涵養にどのようにして役立てるか、どのようにしたら教育普及委員会のサイドから人類遺伝学に関連した情報を授業のネタとして現場の教員に適確に提供できるか、といった諸課題について考える。また、自然人類学の視点は医学の視点と異なるところがあるが、同じ教材でもいろいろな見方ができるのではないかというところを議論したい。さらに、生物の遺伝に関する基礎的な内容を理解する助けとなる人類遺伝学分野の情報と、「生物基礎」から「生物」にわたる 授業の展開にフィットするそれらの組み合わせについて検討をすすめたい。
▼サーバ移転のお知らせ
サーバ移転のため、教育普及委員会ウェブサイトのURLが下記に変更されました。
しばらくの間、閲覧ができませんでしたことお詫び申し上げます。
リンクを張ってくださっているかたは、変更をお願いします。
▼サイエンス・アゴラ2013のご案内
人類学普及委員会では11月10〜11日に東京お台場で開催されるサイエンス・アゴラ2013に2つの企画を出展します。
- 講演会「ヒトで学べば高校の生物学はもっと楽しい!」
- 共催:東京都生物教育研究会
- 日時:11月10日(日)10:30〜12:00
- 会場:B会場(産総研別館11階第1会議室)
- 演題
- 海部陽介(国立科学博物館)
- 科博の新作3次元映像「人類の旅」(シアター36〇)をもっと楽しむ秘訣
- 山藤旅聞(都立両国高校)
- 「生物基礎」をヒトの生物学で教える試み
- 大野智久(都立新宿山吹高校)
- 人類で学ぶ進化
- 海部陽介(国立科学博物館)
参加料・事前申込みは不要です。奮ってご参加下さい。
- ブース展示「ヒトは変わった霊長類?:生物学からみた私たち人間」
- 会場:C会場:東京都立産業技術研究センター 1Fエントランス
- 脳容量の測定実習、頭骨化石レプリカの展示などを行います。
▼公開シンポジウムと科博収蔵庫見学会のご案内
日時:11月4日(月・祝)
場所:国立科学博物館筑波研究施設(アクセス)
日本人類学会大会の一部として開催されますが、人類学会会員でなくても参加できます。
また、大会参加費、事前申込みも不要です。
奮ってご参加下さい。
- 見学会集合場所:多目的室(9:50)
- シンポジウム「初等中等教育で人類の進化をどう教えるか」
時間:10:30〜12:30
会場:1階多目的室
- 生物基礎」をヒトの生物学で教える試み
- 山藤旅聞(東京都立両国高等学校・附属中学校)
- 人類学学習への新学習指導要領の影響と高等学校での実践例
- 宮本俊彦(新潟県立高田高等学校)
- サルからヒトへの進化:二足歩行の前段階
- 岡田守彦(筑波大学)
- 人類の進化 〜最新研究から人間らしさの発達を探る〜
- 馬場悠男(国立科学博物館・人類)
午後2時からは一般公開シンポジウム「原人と新人のグレートジャーニー」も開催されます。
詳しくはこちら。
▼全国生物教育会にブース出展いたします
全国生物教育会において、教育普及委員会の活動に関するポスター、科博教育用標本「人類化石頭蓋」の展示、脳容量測定の実演などを行います。
人類学を授業に活用したい生物教諭の皆様、是非お立ち寄り下さい!
- 8月6日(火)12:30〜17:30
- 8月7日(水) 9:00〜13:30
- 会場:東京工科大学蒲田キャンパス
国立科学博物館の学習用標本をお借りして、展示しました。
▼イラスト素材を公開しました!
「絵でわかる人類の進化」(講談社,斎藤成也編)のイラストを教育目的での使用のために公開しました。使用上の注意をご理解頂き、ご活用下さい!
詳しくは、こちら?をご覧下さい。
▼サイエンスアゴラ2012に出展します
東京お台場で開催されるサイエンスコミュニケーションのイベントサイエンスアゴラ2012に、東京都生物教育研究会と協力して出展します。NHK高校講座「生物」にご出演の先生方による模擬授業が行われます。奮ってご参加下さい。
- 会場:日本未来科学館7階会議室1(小間No. Aa-241)
- 日時:11月10日(土)〜11日(日) 10:00〜17:00
- 概容:新しい学習指導要領では、高校の生物で人類の進化について学ぶ機会ができました。自然人類学の知見を活用することで、高校生物の授業をいかに楽しくすることができるか、高校教員と研究者のコラボレーションの成果をお披露目します。
- 企画内容:
自分の脳の大きさはどのくらいあるか、ご存じですか?国立科学博物館が貸し出ししているキットをつかって、脳容量を測定する方法を紹介します。また、骨格標本から読み取れる、ヒトの不思議についてもご説明します。
ヒトの不思議と人類進化を題材とした高校生物でのモデル授業を行います。
- (1)11/10(土)15:00「脳容量を測ってみよう」市石博(都立国分寺高校)
- (2)11/11(日)14:00「科博の貸し出し教材から人類学の幹をつかむ」大野智久(都立新宿山吹高校)
- (3)11/11(日)15:00「人間らしさ・科博の展示を100倍楽しむ切り口」山藤旅聞(都立両国高校)
▼新刊案内
人類学を学習するために絶好の図書が刊行されました。
- 日本人の歯とそのルーツ
- 金澤英作著
- わかば出版
人類学会金澤英作会長が、歯の形態学の基礎から、歯の特徴から見た日本人、アジア・太平洋の人々について最新の研究を交えてわかりやすく解説されています。
ご注文はこちらから。
- ヒトはどのように進化してきたか
- ロバート・ボイド/ジョーン・B・シルク著
- 松本晶子・小田亮監訳
- ミネルヴァ書房
アメリカの大学で広く用いられている教科書(How Humans Evoluved)の翻訳です。
幅広く人類の進化を知ることができます。
▼サイエンスアゴラ2011に出展しました
科学コミュニケーションの全国イベントであるサイエンスアゴラ2011で、人類学会の取り組みを紹介します。テーマは「人類学を楽しもう!」。
ポスターブースMa-72でお待ちしております。
- 会場:日本科学未来館(東京・お台場)
- 日時:2011/11/19-20 10:00-17:00
▼人類学セミナー「中高生向けの生物・歴史の授業で人類学のテーマをどのように扱うか」
主に教員を対象とし、人類学のテーマ(人類の特徴・進化・遺伝・環境との関わりなど)を学校の理科の授業でどのように扱えるかについて、講習・提案を行います。また、沖縄の人類学・考古学資料を、日本史や世界史のなかでどのように位置づけられるかについて、最新の知見を紹介いたします。奮ってご参加下さい。
- 講師:太田博樹(北里大)・海部陽介(科博)・米田穣(東大)
- 日時:11月3日(木・祝) 9時〜12時
- 会場:沖縄県立博物館・美術館 美術館講座室
- 参加無料・事前予約不要
- 主催:日本人類学会教育普及委員会
- プログラム: ファイルが存在しません。
▼新刊「骨の科学」(沖縄県立博物館・美術館)のお知らせ
沖縄県立博物館・美術館企画展「骨の科学」(平成23年2月4日〜3月21日)の解説書を通販で入手可能です。骨に関する様々なトピックが平易に解説されており、骨に興味のある方、骨を授業で使用されている先生方にお勧めします。
通販はこちらから。
- 目次
- 骨とはどのようなものか?
- 骨と骨格/骨格のない生物/骨のなかをのぞいてみよう/自分の骨に触れてみよう/やや硬い組織-軟骨/骨でも軟骨でもない硬い組織/骨のはたらき:体を支える/骨を動かしてみよう/骨のはたらき:守る/骨のはたらき:蓄える/骨の発生
- 私たち-ヒト-の骨
- ヒトの骨はいくつかるのか?/骨からの年齢推定/歯から調べる年齢/男性の骨、女性の骨/骨から見た世界の人々
- 動物たちの骨
- 動物たいの歯と食べ物/ネズミの門歯/歯からわかるネズミの種と生活/歯のない動物/カメの甲羅の不思議/ジュゴンは○○に似ている?/動物の角いろいろ/骨で調べるオスとメス/動物たちの胸と腹と腰/動物たちの歩き方/腕の長さ、足の長さ/ヒトが手を振って歩くワケ/ウマが早く走れるワケ/実験してみよう-振り子の原理とウマの脚/鳥の膝は逆に曲がる?/キリンの首はなぜ長い?/動物たちの翼/空を飛ぶための骨格
- 昔の骨や化石
- 骨と化石/骨の化石/沖縄で見つかる化石/沖縄で見つかる脊椎動物の化石/昔の骨を探す/骨のクリーニングと接合/化石の復元/古人骨を読む/骨でみる大昔の人々/脳容量を感じてみよう
- 骨の研究いろいろ
- 骨を探す/骨の観察/顎の形を科学する-骨の形は何で決まる?/見えないものを見る-CTを使った骨の研究/コンピュータ処理による骨の復元/古代DNAを調べる/骨髄骨とは?/骨髄骨の示すもの/骨にみる島の烏の不思議/山科鳥類研究所の骨格データベース
- 骨を探す/骨の観察/顎の形を科学する-骨の形は何で決まる?/見えないものを見る-CTを使った骨の研究/コンピュータ処理による骨の復元/古代DNAを調べる/骨髄骨とは?/骨髄骨の示すもの/骨にみる島の烏の不思議/山科鳥類研究所の骨格データベース
- 骨とはどのようなものか?
▼朝日新聞 特集「日本人の起源」
朝日新聞日曜版Globeの特集「日本人の起源」を人類学を学べるサイトに追加しました。
▼第3回日本大学松戸歯学部・夏期骨学セミナーのご案内
骨学や骨鑑定の技術を学びたい全ての人を対象にしたセミナーのご案内をいただきました。
- 期間 2011年8月15日(月)から19日(金)までの5日間
- 場所 日本大学松戸歯学部第3実習室
詳しくは、ファイルが存在しません。をご覧下さい。
▼特別講義「人類最古の進化段階:アルディ・ラミダス(ラミダス猿人)発見の意味」
- 講師:諏訪 元先生(東京大学総合研究博物館教授)
- 会場:東京大学医学部教育研究棟13階第5セミナー室(予定)
- 日時:2011年1月30日(日)14:00〜16:00
都生研と共催で高校の先生むけの特別講義を開催しました。
講義の様子とともにアルディピテクスに関するリンク集もございますので、こちら?をご覧下さい。
▼新コーナー「科博で学ぶ!」をオープンしました!
新しいコンテンツとして、科学博物館で人類学を学ぶための情報を科博でまなぶ!のページにまとめました。
展示作成の裏話や、展示を前にうんちくを語るためのガイドマップなど、様々な情報がございます。
上野の国立科学博物館を訪ねる前に、一度ご覧下さい。
▼公開シンポジウム 「ヒトの社会と愛 -ラミダス猿人化石からわかること-」
- 日時:2011年2月6日(日曜日) 14:00〜17:00
- 場所:東京大学 理学部2号館 大講堂 (地図:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_06_02_j.html)
- 主催:日本学術会議(自然人類学分科会)、日本人類学会、東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻、東京大学総合研究博物館
- 共催:日本霊長類学会、日本文化人類学会
開催趣旨
自然人類学の研究の中心は、現在でも化石骨の研究です。2009年、アフリカで発見されたラミダス猿人の研究成果が一連の論文として日本の研究者を含む国際チームによって発表されました。その成果には、ラミダス猿人の男女差が小さいという、人間の特徴がすでに現われていました。そこで、ラミダス猿人の研究に長年取り組んでこられ、2010年には朝日賞を受賞された諏訪元教授に講演していただき、さらにヒトの性差についての考察を、長谷川真理子教授にしていただきます。社会と愛の両面から、数百万年にわたる人類進化を立体的に議論する機会になればと考えております。
プログラム
- 14:00〜14:05 主催者あいさつ
- 14:05〜15:05 講演:ラミダス猿人化石の全容
- 諏訪元(東京大学総合研究博物館・教授)
- 15:05〜15:35 コメント
- 馬場悠男(国立科学博物館・名誉館員)
- 山極寿一(京都大学大学院理学研究科人類進化論・教授)
- 中務真人(京都大学大学院理学研究科自然人類学・教授)
- 15:35〜15:50 休憩
- 15:50〜16:30 講演:ヒトにおける性差:生物学と文化の交差点
- 長谷川眞理子(総合研究大学院大学・教授)
- 16:30〜17:00 全体討論
連絡先
国立遺伝学研究所 集団遺伝研究部門
斎藤研究室
Email saitounr[at]lab.nig.ac.jp
http://anthropology.lab.nig.ac.jp/
▼東大博物館「アルディの全身化石骨」展
- 特別公開期間:2010年10月1日(金)から10月30日(土)
- 関連イベント:公開ギャラリーセミナー「ラミダスを語る」
- 10月29日(金)16:30から18:00まで
ラミダスの研究に直接携わった、諏訪 元教授が、来館された方々に会場でお話し、
疑問・質問に回答します。
くわしくは、東京大学総合研究博物館まで。
▼新刊情報
日本人類学会会長の金澤英作先生が中心となって編集された本が出版されました。
多くの人類学者が様々な視点から、歯に関する新しい研究成果を紹介しております。
専門家だけではなく、専門書は敷居が高いが一般向けの概説書では物足りない人類学ファンにもお勧めします。
- 金澤英作・葛西一貴編「歯科に役立つ人類学−進化からさぐる歯科疾患−」
ご注文はこちらから。
ページ 人類学を学ぶリソース に sikani.jpg は添付されていません。
▼日本人類学会大会ポスターセッション「人類学教育普及活動の効果について考える」
10月2-3日に、北海道伊達市で開催された第64回日本人類学会大会において、ポスターセッションを開催しました。
詳細については、こちら?をご覧下さい。ポスターもご覧いただけます。
- 人類学教育普及委員会報告−人類学教育普及活動の効果について考える
- ヒトという種を理解するために I 人類学の成果を高校生物にどう活かすか:日本人類学会教育普及委員会の活動から
- 国立科学博物館人類学関連展示を用いた多角的人類学教育の試み
- 石垣島での人類学講座
- 公開講座・夏期骨学セミナーの試み
- 高等学校生物における人類学教育実践報告
▼国立科学博物館「教員のための博物館の日」のお知らせ【終了しました】
- 日時:8月29日(日) 9:00〜17:00
- 会場:国立科学博物館上野本館
人類学に関する3つのイベントが行われます。
- 人の骨と人類の進化の話
- 先生のための人類展示解説
- 日本人の旅(日本館)
- 人類の進化(地球館)
下記リンクにあるチラシを持参すると入館料が無料になります!
ただし、参加は教員に限られますので、ご注意ください。
詳しくはこちらをご覧下さい。
▼沖縄県石垣市・日本人類学会主催:骨講座、公開シンポジウム、特別展示のお知らせ
- 「骨講座〜骨が語る人類のすがた〜」6/6〜7/11(全5回)
- 石垣市立図書館視聴覚室
- 公開シンポジウム「白保竿根田原洞穴と旧石器時代人骨の発見」
- 2010/7/31 14:00-17:00
- 石垣市市民会館大ホール
- 「特別展 偉大な旅:新人の拡散と八重山 白保竿根田原の人骨は何を語るか」
- 2010/7/27-8/8(白保竿根田原人骨の公開は8/3-8)
- 石垣市立八重山博物館
▼骨学セミナーのお知らせ
日本大学松戸歯学部において、人骨に関心がある方々向けのセミナーが開催されます。
- 日時:2010年8月16日〜20日
- 会場:日本大学松戸歯学部第3実習室
- 参加費 (教材費含む):全日程 10,000円(参加日数に応じて割引)
詳しくは、こちらをご覧下さい。
▼都生研研修会「人類進化の教材化に向けて」
東京都生物教育研究会の研修会が開催されました。
人類進化を高校生物でどのように教えるかについて、活発な議論が交わされました。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
▼校外実習「人類学を楽しもう!」
科学技術振興財団のスーパーサイエンスハイスクール事業の一環として、高校生・大学生・大学院生が参加した「人類学を楽しもう!」という校外学習を行いました。
東京大学理学部で人類学を学ぶ学部4年生が、科学博物館で埼玉県立大宮高校スーパーサイエンスクラブの高校生に人類学の楽しさを伝えました。また、東京大学総合研究博物館で、東京大学理学系研究科の大学院生とポスドク研究員が、人類学や比較解剖学の研究について、港川人などの実物を見ながら解説しました。
- 2010年5月9日(日)9:30〜16:00
- 会場:国立科学博物館上野本館、東京大学総合研究博物館
詳しくはこちらをご覧下さい。
埼玉県大宮高校の実習報告
▼ホモ・フロレシエンシス講演会のお知らせ
ホモ・フロレシエンシスについて現地で調査を行っている研究者3名による講演のほか、科博スタッフによる解説も行います。事前予約制となっておりますので、参加ご希望の方は、ウェブサイトにある要領で申し込み下さい。
申し込みは先着順で、4月5日(月)が締切です!
http://www.kahaku.go.jp/event/2010/04human
国立科学博物館常設展改装記念講演会
「孤島に生き残っていた小型人類ホモ・フロレシエンシスの謎」(通訳つき)
- 日時:2010年4月17日(土) 13:30-16:40
- 会場:国立科学博物館上野本館 講堂
- プログラム
- 13:30 開会のあいさつ
- 13:40-15:00
- Tony Djubiantono (インドネシア・国立考古学研究センター・所長)「フロレス島における国際共同研究プロジェクト」
- Mike Morwood (オーストラリア・ウォロンゴン大学・教授)「ホモ・フロレシエンシス:その調査と発見の意義」
- 15:10-16:30
- Thomas Stikna (インドネシア・国立考古学研究センター)「ホモ・フロレシエンシスの発見: リャン・ブア洞窟の発掘調査」
- 海部陽介・馬場悠男・坂上和宏 (国立科学博物館人類研究部)「科博で蘇ったホモ・フロレシエンシス: リャン・ブア1号の生体復元展示」
- 16:30 閉会のあいさつ
▼「科学」の特集「日本人への道」
「科学」2010年4月号にて「日本人への道」が特集されます。日本人集団の形成に関する自然人類学の最新の研究が紹介されています。
- DNAが語る「日本人への旅」の複眼的視点(篠田謙一・安達登)
- 旧石器時代の日本列島人:港川人骨を再検討する(海部陽介・藤田祐樹)
- 〈食〉の復元が明かす縄文文化の多様性(米田穣)
- 渡来系弥生人はどうひろまったのか?(中橋孝博・飯塚勝)
- 日本人形成論への誘い──シナリオ再構築のために(溝口優司)
コラム
- デジタル解析からみた港川人(河野礼子)
- 縄文早前期人は「華奢」だったのか(坂上和弘・馬場悠男)
- 石垣島から出土した2万年前の人骨(中川良平・米田穣)
▼公開シンポジウム「日本人起源論を検証する:形態・DNA・食性モデルの一致・不一致」(入場無料)のお知らせ
日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究(S))による「更新世から縄文・弥生期にかけての日本人の変遷に関する総合的研究」の成果を、以下のように、公開シンポジウムの形で発表致します。
多数の皆様のご来場をお待ちしています。
- 日時:2010年2月20日(土)10:00〜16:30
- 場所:東京、新宿百人町の国立科学博物館分館 研修研究館 4階 大会議室 地図
- 主催:「更新世から縄文・弥生期にかけての日本人の変遷に関する総合的研究」研究班
- 後援:日本人類学会
詳細はこちら
▼Science誌によるアルディピテクス・ラミダスの全身骨格に関する記事
昨年10月に発表されたアルディピテクス・ラミダスの全身骨格に関する11本の論文が、Science誌が選ぶ2009年最大の科学的発見として、ニュース記事(日本語訳)に紹介されています。
▼「教員のための博物館の日」が国立科学博物館で開催されます
- 日時:平成21年12月26日(土)午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 会場:国立科学博物館(上野)
- 対象:学校教員(事前申込不要)
- 主催:国立科学博物館
- 主な内容:
- 常設展の無料自由見学(音声ガイドつき)
- 科学的体験学習プログラム(授業で役立つ教材や実験)の体験
- 教員向けスペシャルガイドツアー
- 学習用貸出標本の紹介 など
すべての子どもたちに科学の不思議さ、楽しさ、学ぶ喜びを体験してもらうためには、子どもたちの教育を直接担っている教員自身が、日頃から自発的に科学を楽しみ、科学に親しむことが大切と考えられます。そのため国立科学博物館は、様々な機関と連携・協働し、教員自身が自発的に博物館を楽しみ、博物館を活用した「体験的な活動」について理解を深める機会として、「教員のための博物館の日」を設けます。
当日は授業に役立つ体験プログラムを多数用意しています。(参加無料)
- 問合せ先:国立科学博物館 事業推進部 学習企画・調整課
http://www.kahaku.go.jp/event/2009/12mdayt/
▼日本学術会議主催 『サイエンスカフェ』「日本列島人を考える?骨とDNAから?」
- 日時:平成21年12月13日(日)15:00〜18:00
- 場所:札幌市紀伊國屋書店1階 インナーガーデン(〒060-0005札幌市中央区北5条西5-7)
- 主催:日本学術会議
- ファシリテーター:斎藤成也(日本学術会議第二部会員、国立遺伝学研究所教授、日本学術会議自然人類学分科会委員長)
- 講師:馬場悠男(日本学術会議連携会員、国立科学博物館人類研究部前部長、日本学術会議自然人類学分科会委員)
- テーマ 「日本列島人を考える?骨とDNAから?」
- 定員:50名
- 参加費:無料
日本列島には、数万年前の旧石器時代にはすでに人間が住んでいました。13000年ほどまえに始まった縄文時代が1万年続いたあとに、本州以南では弥生時代が始まりましたが、北海道では続縄文時代と擦文時代が続きました。日本列島に居住してきたこれら日本列島人の由来と変遷は、従来遺跡から出土する人骨の形態比較を中心に研究されてきましたが、最近ではDNAによる研究も進められています。
今回のサイエンスカフェでは、人骨研究の専門家である馬場悠男さんを講師にお迎えし、DNA研究の専門家である斎藤成也がファシリテーターとなって、骨とDNAから日本列島人について考えてみたいと思います。
▼日本人類学会公開シンポジウム「ダーウィンと人類進化」?が開催されました。
- 講演者による推薦図書を紹介しています。
- 会場の写真を掲載しました。(2009/11/09)
▼科博発行の自然と科学の情報誌「milsil」5月号の紹介
5号の特集は「人類進化―新たな謎」です。最新の知見がわかりやすく紹介されています。
- 海部陽介「人類進化の系統樹」
- 諏訪元「最初の人類を求めて」
- 「絶滅した人類のなかまたち」
- デビッド=ロルドキパニゼ「アフリカを出た最初の人類」
- 馬場悠男「ホモ・フロレシエンシスの発見と謎」
- 近藤修「ネアンデルタール人の謎」
Milsilは科学博物館館ミュージアムショップ、ジュンク堂書店池袋本店、明正堂アトレ上野店、東大生協書籍部で入手可能です。
▼文献などを紹介するページを作りました。
▼2009年自然史セミナーのページを作りました。
▼10月17日(土)に講習会を開催しました。
実習では科博の学習用標本セットを使用しました。貸し出し手続きはこちらから。
科博での標本セット閲覧について個別対応も可能だとのことですので、国立科学博物館 展示・学習部 学習課 リエゾン担当(e-mail:museumforteachers@kahaku.go.jp FAX:03-5814-9898) にお問い合わせ下さい。
▼10月17日(土)に講習会を開催しましす。
「中高生向けの理科の授業で人類学のテーマをどのように扱うか」
主に教員を対象とし、人類学のテーマ(人類の特徴・進化・遺伝・環境との関わりなど)を学校の理科の授業でどのように扱えるかについて、講習・提案を行います。また、当館が指導者向けに貸し出している標本を用い、その利用法について解説します。
- 講師:太田博樹(東大)・海部陽介(科博)・米田穣(東大)
- 日時:10月17(土)14時〜17時30分 ※時間が変更になりました
- 会場:新宿分館 自然史資料館1F会議室
- 定員:30名
- 対象:大学生以上(専門知識を有する教員等)
- 費用:保険料50円(当日集めます)
- 締切日:10月3日 締切(消印有効)
- 申込方法:往復はがき または WEB
- お問い合わせ:
国立科学博物館 学習企画・調整課 学習支援事業担当
〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
電話:03-5814-9888
詳しくは科博HPをご覧下さい
▼日本人類学会第63回大会にて、人類学の教育普及に関する研究発表が行われます。日本人類学会会員の皆さんの聴講をお待ちしております。
- 日時:10月4日(日) 10:30〜11;30
- 会場:「六甲」
- 高山博(慶應義塾大学)「人類学普及教育委員会報告−人類学的知識の普及および小中高等学校教諭・教員への啓蒙について
- 松村秋芳(防衛医科大学校)「自然人類学分野における新規教材開発の展望」
- 竹ノ下祐二(中部学院大学)「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)による霊長類学講座の試み」