トップ 一覧 検索 ヘルプ RSS ログイン

小学校理科のための人類学知識の変更点

  • 追加された行はこのように表示されます。
  • 削除された行はこのように表示されます。
{{category (1)小学校,nolink}}
{{category 小学校,nolink}}
!!!小学校理科教育のための人類学知識の参考資料
{{div_begin style="line-height:25px"}}

{{outline}}
!!はじめに
昨今、子供たちの『理科離れ』が問題視され、多くの方面からこの問題に対する打開策が提唱されています。日本人類学会では近年、研究者および教育関係者を中心とした『教育小委員会』を立ち上げ、初等中等教育における様々な問題を議論してまいりました。その中で、教育現場で自然人類学の知見を活用していただければ、多少でも理科への興味を喚起することに役立つのではないかという見解にいたりました。{{br}}
すなわち、小学校の理科教育が目標とする、「自然に親しみ,見通しをもって観察,実験などを行い,問題解決の能力と自然を愛する心情を育てるとともに,自然の事物・現象についての実感を伴った理解を図り,科学的な見方や考え方を養う」ために、もっとも身近で具体的な生物である私たち自身すなわちヒト(ホモ・サピエンス)を題材として理科を学習することです。{{br}}
児童たちが当たり前だとおもっている、手足が思う通りに動いたり、立っていられることの仕組みについて、自分の体を改めて観察し考察することは、科学的な見方や考え方を効果的に習得するために有効であると考え、ここに下記のような内容をまとめてみました。日本人類学会教育小委員会では、中学校理科および高等学校生物に関しても、新学習指導要領に則して、生物としてのヒトや人類の進化に関する身近で興味深いトピックをとりまとめていく予定です。少しでも教科書や教材を作成する参考にしていただければ幸いです。{{br}}
!!提案の概要
我々自身のことを人や人間と呼びますが、カタカナで「ヒト」と表記した場合には、生物種としての我々の種(ホモ・サピエンス)を指しています。また、「人類」という用語は大昔のヒトの祖先から現在のヒトまでを集団としてとらえた概念です。
生物としてのヒトの体のつくりを、他の生物と比較して見直すと、様々な新しい発見に児童が自ら気がつくはずです。神経に支配された筋肉や骨によって運動することのできる能力は、ヒトも多くの動物と同じです。しかし、直立して二本足で歩くというユニークな移動様式は、ヒトの祖先が樹上生活に適応した後に地上生活に再適応したという特別の進化過程を経た結果であり、それは人類が様々な独自の特徴を生み出すきっかけとなりました。{{br}}
また、人類は文化を獲得したことにより、多様な環境に適応することができたといえます。特にホモ・サピエンスは、およそ5万年前にアフリカから出発し、様々な環境にあわせて身体形質(皮膚や目の色、手足の長さなど)だけでなく技術(石器や衣服など)を改変しながら短期間のうち世界中に広がりました。その歴史を知ることによって、多様な現代人集団が、生物の歴史から見ればごく最近になって、共通祖先であるアフリカのホモ・サピエンスから分かれた近い親戚であることが理解されるでしょう。{{br}}
生物的側面からみたヒトの身体形質の多様性は、人間という文化的存在としての多様性とともに、私たちの最大の特徴です。これを学習することで、優れた科学的見方や考え方が養われると同時に、バランスの取れた国際感覚や生命倫理を含む道徳心が育まれることが期待されます。{{br}}
こうした観点は、従来の理科教育に無かったわけではないことを日本人類学会・教育小委員会も認識しております。しかし、理科教科書への記載については、あまり取り組まれてこなかったように思います。{{br}}
こうした現状を受け、今後の理科教育への具体的な取り組みの一部として、下記のようなヒトに関することがらを教科書や関連資料で紹介することにより、児童が自らの心と体に向きあうことを通じて、科学的なものの見方や考え方を効果的に学習する機会が生まれることを期待する次第です。{{br}}
!!具体的展開
!第4学年
'''B 生命・地球'''
'''(1)人の体のつくりと運動'''{{br}}
ヒトは直立二足歩行をします。今日、頭から足までの全てが直立している動物はヒトしかいません(恐竜は胴体が水平で、ペンギンはしゃがんでいます)。そのために、体重を支えやすく、能率良く歩くことができます(図1)。ヒトの体全体をみると、上半身は可動性が高く、下半身は頑丈にできています。中間の腰は細くなっていて、ひねることによってスムースに歩けます。{{br}}
{{image fig01.jpg}}
図1.姿勢と肘・膝の曲げ方(犬塚2001)
{{br}}
全身の関節は、機能によって、いろいろな形をしています(図2)。どちらの方向にも動く必要がある肩関節や股関節は球の形をしており、おもに曲げ伸ばしをする肘関節や膝関節は滑車やタイヤのような形をしています。実際に、腕や脚の関節がどの範囲まで動くか、児童たちに観察させてみると良いでしょう。膝を伸ばすと腿とすねのなす角度は、ほかの動物に比べるとまっすぐになりますが、反対側までは曲がりません。膝関節はうしろ方向にしか曲がらず、その角度には限界があります。一方、股関節は前方向にもうしろ方向にも曲がります。{{br}}
![関節の角度を測ってみよう|http://www.jinrui.ib.k.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi/kyokasho?action=PRESEN&page=%B4%D8%C0%E1%B2%C4%C6%B0%B0%E8%A4%CE%C2%AC%C4%EA](スライドショー)
{{br}}
{{image fig02.jpg}}
図2.関節の構造(坂井 1997)
{{br}}
ヒトの運動は、これらの関節を伸ばしたり曲げたりすることができる範囲で行なわれます。ヒトが立つときは胴体を垂直に立て、腰も膝もできるだけ曲げずに、まっすぐ伸ばすような姿勢をとります。歩くときには、前に送った脚で体をまっすぐ支え、後ろに蹴って進む直立二足歩行ができるのです。サルは普通、四足歩行をしますが、時々二本足で立ち、また歩くことがあります。そのときのサルのくびや背中は、丸くなって前へかがみ、腰は落ちて、膝はほぼ直角に曲がります。それは、ヒトの立ち姿、歩く姿とは大きく異なります。このような違いは、ヒトとサルで関節が動く範囲が異なることと関係しています。{{br}}
人体で一番大きな骨は大腿骨です。前から大腿骨の配置を見てみると、股関節の部分では左右が離れていますが、立つときや歩くときに体重を効果的に支えるために、膝の部分では接近しています。ほかの動物では、膝の付近でも離れています。ちなみに、一番小さな骨は、中耳の耳小骨(ツチ、キヌタ、アブミ骨)で、鼓膜の振動を内耳のリンパ液に伝えるためのテコの働きをしています。{{br}}
ヒトの体で最も大きな筋肉のひとつは、大殿筋というおしりの筋肉で、骨盤と大腿骨に付いています(図3)。大殿筋は、ほかの動物に比べて、直立した姿勢のヒトで特に発達していて、歩くときより走るときに脚全体を強く蹴り出すために働きます。片足立ちをして反対の足を後ろにあげると、硬くなるので、働きがわかります。{{br}}
{{image fig03.jpg}}
図3.大殿筋を確認しよう(香原 2008)
{{br}}
ふくらはぎの下腿三頭筋(ヒラメ筋と腓腹筋)は、アキレス腱を介して踵の骨につながっています(図4)。下腿三頭筋は歩くときに重要で、足を能率よく蹴り出すことができます。これはつま先立ちをすれば、ふくらはぎの裏側にある下腿三頭筋が盛りあがるので動きと働きがわかるでしょう。ヒトの足では、骨と靱帯でアーチ構造が形成され、体重を長時間支えることができます。足の裏の土踏まずは、アーチ構造が反映されたものです(図5)。{{br}}
{{image fig04.jpg}}
図4.ふくらはぎの筋肉(香原 2008)
{{image fig05.jpg}}
図5.二足歩行とヒトの骨格の特徴(馬場 2008) 
{{br}}
動物園などで野外学習を行うときに、いろいろな動物がどのように移動するのかを観察すると、動物の手足がとても機能的にできていることがよく理解できます。ウマの脚は、速く走るために、先の方ほど細長く、指は1本になっています。ゾウの脚はヒトの脚と似ていて、まっすぐ伸び、腿とすねと足の長さの関係は先の方ほど短い構造です(図6)。ゾウの脚ならば、先まで太いので能率よく体重を支えて力強く歩くことができますが、ウマのように素早く走り回ることはできません。ヒトは、2本の脚だけで大きな頭と上体を支えているので、ゾウに似た脚の構造を持っています。{{br}}
{{image fig06.jpg}}
図6.動物の下肢の比較(香原 2008を変改)
{{br}}
手の構造は、体を支えるだけでなく、食生活とも密接に関連します(図7;図8)。サルの仲間の手は、枝をつかむだけでなく、昆虫を捕まえたり果実をもぎとったりするのに適しています。木の穴から虫をほじくりだすアイアイというサルの中指は、とても細長い変わった形です。アリクイの手は、硬い蟻塚をけずれるように鋭い爪を発達させました。
{{br}}
{{image fig07.jpg}}
図7.動物の手の比較(香原 2008、島 2003)
{{image fig08.jpg}}
図8.ヒトと動物の上肢の比較(香原 2008)
{{br}}
!第5学年{{br}}
'''B 生命・地球'''{{br}}
'''(2)動物の誕生'''{{br}}
ヒトはほかの霊長類と比べると、とても未熟な状態で誕生するかわり、生まれてから1年間の成長がとても速いという特徴があります。それは、ヒトが脳を大きく発達させたことと関係しています。もし、ほかの霊長類と同じように脳が成人の大きさの半分くらいに(メロンの大きさ)成長するのを待っていたら、赤ん坊の頭があまりに大きすぎて産めません。さりとて、巨大な脳の赤ん坊を産めるように骨盤を改造すれば、直立二足歩行の能率が著しく下がるので、現実的ではありません(図5参照)。そこで、脳が充分に大きくならないうちに(小さめのグレープフルーツ)生理的な早産をして、生後1年間は胎児のときと同じようなペースで急速に脳を大きくするという非常手段をとっているのです。なお、脳以外の体は最小限の大きさにしていますので、ヒトの赤ちゃんは自分では何もできず手がかかるのです。{{br}}
チンパンジーの子どもは4歳くらいで乳離れすると、すぐに自分で餌を採り始めますが、現代人の場合は乳離れしてから社会的に食料を自分の手で獲得できるまで10年以上かかります(図9)。ヒトは複雑な社会で助け合って生活するという文化を発達させたため、とても多くのことを学ばなくてはなりません。そのため、大人になるまで、とても長い時間がかかります。つまり、その間に、義務教育をすることの生物学的人類学的根拠があるのです。児童たちに、義務教育が必要なことの根拠を説明してあげると、学習意欲がますと思われます。{{br}}
また、ヒトは生殖年齢を過ぎてからも長生きをするという珍しい特徴を持っています。これは、お婆さんやお爺さんが食物を集めたり孫の世話をしたりすると、家族全体がうまく暮らすことができるためと解釈されています(お婆さん仮説)。{{br}}
{{image fig09.jpg}}
図9.ヒトの生活史(長谷川2002)

{{br}}
!第6学年{{br}}
'''B 生命・地球'''
'''(1)人の体のつくりと働き'''{{br}}
ヒトを含む哺乳動物の間では、身体各部の基本的な構造やシステムは良く似ています。しかし、ヒトは直立二足姿勢をとっているために、身体各部の配置が独特です。そのことは、私たちに様々な障害をもたらすことにもなります。ヒトの姿勢と重力の影響について認識することは、ヒトの独自性に気づく機会を作るという意味で意義があるものと思われます。{{br}}
ヒトは直立姿勢をとるために、ほかの動物に比べて脳が心臓よりも高い位置にあります(図10)。急に立ち上がったとき、「立ちくらみ」が起こるのは、脳へ行く血液が不足して貧血を起こしたからです。朝礼中に倒れるのも同じでしょう。{{br}}
ギックリ腰あるいは椎間板ヘルニアや腰椎分離など腰の障害を起こすのは、ヒトの祖先が脊柱腰部を反り返らせて無理な直立姿勢をとり、しかも腰をひねって滑らかに歩けるように脊柱腰部を長くしたことが遠因(進化要因)です(図1参照)。さらに、不適切な姿勢や運動不足が障害の至近要因となります。授業時間中の正しい姿勢が重要なことを説明する際に役立つでしょう。{{br}}
痔に悩むヒトはたくさんいますが、ほかの動物ではいません。なぜなら、腹部内臓を収容する腹腔に対する肛門の状態は、ヒトでは底の詮ですが、四足動物では蓋に過ぎず、圧力が掛からないからです(図10)。そのために、排便も容易で、鬱血することもありません。私たちは、食物繊維をとって便秘をさけ、規則正しい排便習慣をつける必要があります。{{br}}
最近話題の睡眠時無呼吸症も、直立姿勢の影響です。四足動物では、喉頭が鼻腔に直結しているので、常に気道が確保されています(図11左)。ヒトでは、全身の直立とともに脊柱頚部が垂直になり、さらに歯列が後退したので、喉頭を収容するスペースが無くなり、喉頭が頸の中程に下がりました(図11のL)。その結果、息は咽頭の中を通過します(図11のP)。そうすると、顎が小さい人や肥満の人では、仰向けに寝ているときに舌が咽頭に落ち込むと、咽頭がふさがれ、呼吸ができなくなるのです。硬い食物をよく噛んで顎をしっかりさせること、そして肥満にならないことが肝要です。{{br}}
ヒトの喉頭は頚の低いところに位置するようになったので咽喉(喉の奥の空間;図11のP-Lのあたりの空間)の部分が拡がりました。声帯から出た声はこの広くなった咽喉によって微妙に調整されて口から出るので、母音と子音からなる音声言語をしゃべれるのですが、このことはきわめて重要です。チンパンジーがヒトのようにしゃべれないのは、喉頭(図11のL)が高いために、ヒトのように咽喉の形を変化させて、様々な母音を発声することができないからです。{{br}}
{{image fig10.jpg}}
図10.内臓の位置関係(香原 2008)  
{{image fig11.jpg}}
図11.チンパンジー(左)とヒト(右)の頭部断面図(ルーウィン 2002を改変)。
N:鼻腔,S:軟口蓋,T:舌,P:咽頭,L:喉頭,E:喉頭蓋,V:声帯。
{{br}}
'''(3)生物と環境'''
生物の間には、「食う食われる」という関係(食物連鎖)がありますが、現在ではヒトは高次消費者としてその頂点に立っており、通常の生活ではほかの動物に食べられる心配はないといってよいでしょう。しかし、ヒトの祖先やその仲間たちは、700万年間の進化の大部分の時間を、肉食動物に食われる側としてすごしてきたと考えられています。たとえば、南アフリカのスワルトクランス遺跡からみつかった約150万年前の頑丈型猿人の頭骨には、ヒョウの犬歯によってあけられた穴がはっきりと残っています(図12)。
ヒトの直接の祖先と考えられる華奢型猿人の場合は、250万年頃から肉食がはじまり、おそらくそれが契機となり、原人へ進化したと考えられます。石器によって傷をつけられた動物の骨がみつかっているのです。もちろん、最初は弱った動物や動物の死体を見つけて食べていたのでしょうが、徐々に積極的な狩りを行うようになったと考えられます。そのための広い行動域が必要になり、およそ180万年前には、食糧となる動物を追って人類がアフリカの外に拡散する原因になった可能性があります。{{br}}
アフリカの外に拡散して以来、人類は状況に応じて植物と肉類をあわせて利用していたと考えられます。5万年前ごろにヨーロッパに住んでいたネアンデルタール人は優れたハンターで肉食中心の食生活だったようです。今日のように、再びエネルギーの多くを植物質に頼るようになったのは、約1万年前に農耕が起こって以来と考えられます。いずれにせよ、昔は、生きるためにぎりぎりのカロリーしか取れなかったのですが、最近では、食物をいくらでも簡単に手に入れられるようになったので、肥満や糖尿病などの病気になる人が多いという皮肉な現象が起きています。{{br}}
{{image fig12.jpg}}
図12.頑丈型猿人の頭蓋骨に残されたヒョウの歯形(ハート・サスマン 2007)
{{br}}
食生活に密着したトピックを紹介しましょう。私たちが食事をしたあとで、消化器で吸収されなかった物は排出されますが、この排泄物は、ときには過去の生活をしらべる上で重要な情報源になります。縄文時代の貝塚遺跡からは、ときに「糞石」と呼ばれる遺物が発見されます。糞石とは読んで字のとおり、大便が保存されたものです。その中味を詳しくしらべると、植物の種や小魚の骨が含まれており、当時利用された食料を知ることができます。{{br}}
また、平城京のトイレのあとからみつかった特殊な寄生虫の卵から、鮎(横川吸虫の中間宿主)や鮒(肝吸虫の中間宿主)を食べていたことが判明した事例などもあります。
古代人の骨に含まれる炭素や窒素の安定同位体の比率を調べると、何を食べていたかの傾向がわかります。特殊な光合成をする植物(C4植物)や海産物では、重たい同位体が濃縮しているため、それらの食料を利用した人びとの骨でも重たい同位体の割合が大きくなるのです。いろいろなヒトの骨に含まれる重たい同位体の割合をくらべてみると、たとえば縄文時代では、地域的な特徴が大きいことがわかりました。北海道の人々は海に住む哺乳類をたくさん食べていました。本州の海岸に住む人々は、クリやドングリといっしょに魚貝類をたくさん食べて貝塚を残しました。山間部に暮らした人は、植物質が主ですが、ほかにシカやイノシシ、淡水魚などを食べていたようです。周辺の環境から、資源をうまく組み合わせて利用してきたことがわかります。{{br}}
今日でも日本各地に独特の食文化がありますが、それが地域の自然環境とどのように関係するかを考えることで、現代人もまた環境の一員であることが理解できます(たとえば、琵琶湖周辺の鮒寿司、小田原の蒲鉾、長野の蜂の子など)。各地の駅弁にも、その地域の食文化の特徴を見いだすことができるでしょう。一方、今日私たちが利用している食料がどこで作られているのかを学習することで、今日のヒトがいかに生物学的に変わった存在であるかも理解することができます。スーパーマーケットで食物の産地を調べる校外学習なども、その理解に有効でしょう。{{br}}
!!参考文献
*犬塚則久 (2001)「イラスト・ガイド 私たちヒト2 ヒトのかたち5億年」てらぺいあ.
*香原志勢 (2008)「わたしの研究 二本足で立つってどういうこと?」偕成社.
*坂井建雄監修 (1997)「しくみ発見博物館6 ヒトのからだ」丸善.
*C. ストリンガー・P. アンドリュース (2008) 「人類進化大全」悠書館
*長谷川眞理子編 (2002)「ヒト、この不思議な生き物はどこから来たのか」ウェッジ選書.
*D.ハート、R.W.サスマン (2007)「ヒトは食べられて進化した」化学同人.
*馬場悠男監修 (2008)「学研まんが新ひみつシリーズ ヒトの進化のひみつ」学習研究社.
*R.ルーウィン(2002)「ここまでわかった人類の起源と進化」 てらぺいあ.
{{br}}
{{div_end}}