CHRONOSPHERE
AMS公開ラボ
東京大学総合研究博物館 AMS公開ラボでは、研究現場展示をコンセプトに、考古学や人類学、地球科学研究で幅広く利用されている加速器質量分析計を中心とした研究活動の展示を行っています。
放射性炭素年代を測定する加速器質量分析計を中心に、これまで東京大学が推進してきた様々な分析資料とその研究背景、また、研究者らが実際に活動する研究室をご覧いただけます。
稼働する加速器の公開は一般公開施設では世界初の取り組みです。また、展示標本は年代を調べることで学術研究に大きく貢献した実物を公開しています。ぜひ、総合研究博物館へ足をお運びください。
(写真撮影:フォワードストローク)
展示標本(2016年5月〜)
- 海水:海水の循環を探る深層水(資料提供:JAMSTEC)
- 日本各地の貝:海水の循環や古環境を復元する貝資料
- 西ヶ原貝塚出土人骨:縄文時代の食生活を復元する骨資料
- ゴルディオンやナスカの木材:年代と古環境を探る樹木資料
- 屋久杉円盤:過去の太陽活動を探る年輪資料
- 福井県水月湖堆積物コア:過去を遡るための標準時(資料提供:福井県)
- 福井県里山里湖海研究所ではより多くのコア実物標本がご覧いただけます。
- 福井市自然史博物館分館セーレンプラネットでは全長100mの水月湖堆積コア撮像写真やイベント層の解説がご覧いただけます。
- 港川人骨:日本人のルーツを探る(ホットトピック展示)
映像コンテンツ
時を刻む先端研究「CHRONOSHPERE」で放映されている映像コンテンツはyoutubeでもご覧いただけます。放射性炭素年代測定への理解を深めるためにご利用ください。
展示イントロダクション
展示解説 1章 炭素について学ぶ
展示解説 2章 年代測定をきわめる
展示解説 3章 年代をこえて
前処理 炭化物・植物遺存体編
コンパクトAMS導入のタイムラプス映像(ショートバージョン)
コンパクトAMS導入のタイムラプス映像(フルバージョン)